偶然見つけて図書館で借りて一気に読みました。
5章で構成されており、2章までは発達障害の特性や高校進学までに考えておいた方が良いことなどが判りやすくまとめられています。
3章以降は、自分で生活を整え、働いて対価を得て自立できるように支援していく様が、事例も交えて詳細に描かれています。
30年以上現場で支援に携わってこられた高原氏の言葉は、発達障害を持つ本人が幸せに生きていくために実践してきた経験に裏打ちされていて、参考になることばかりでした。
支援を受ける存在から、社会に必要とされる人間へ成長していく過程は厳しいけれど、本人や家族、就労先など関わるみんな全てが幸せになることだと改めて気づきました。
ぜひ、お勧めです。 ぽんた